【保存版】カブトムシの幼虫の育て方|マット交換・温度管理・注意点まとめ

飼育ガイド

カブトムシを成虫から育てていると、「幼虫も育ててみたい!」と思う方も多いのではないでしょうか。

でも、「土は何を使えばいい?」「マット交換っていつ?」「寒い冬はどうするの?」など、幼虫飼育には独特のポイントがあります。

この記事では、カブトムシの幼虫を健康に育てるための方法を初心者向けにわかりやすく解説します!


カブトムシの幼虫とは?

  • 見た目:白く丸まった「C字型」の幼虫
  • 成長段階:1齢 → 2齢 → 3齢 → 蛹(さなぎ) → 成虫
  • 活動時期:秋~春は幼虫期、5月以降に蛹化 → 夏に成虫へ

最初は1~2cmほどですが、3齢になると手のひらサイズに成長します。


カブトムシの幼虫飼育に必要な道具

必要なものポイント
飼育ケース大きめ(衣装ケースでもOK)/深さが重要
発酵マット幼虫用の専用マット。栄養分豊富で土に似てる
スコップ or 手袋マット交換や幼虫の移動に使用
霧吹きマットの乾燥防止に
温湿度計(あれば)温度管理の目安になる

注意:普通の土や腐葉土はNG!ホームセンターやネットで「カブトムシ用発酵マット」を買いましょう。


カブトムシ幼虫の飼育環境の作り方

  1. ケースにマットを10〜15cmほど敷き詰める
    軽く押し固めてから、幼虫を入れる
  2. 複数飼うなら余裕のあるスペースを
    目安は1匹あたり1リットル以上のマット
  3. フタはしっかり閉じるが、空気穴を確保
  4. 暗くて涼しい場所(15〜25℃)で保管
    直射日光・高温多湿は厳禁!

カブトムシ幼虫の飼育マット交換のタイミングと方法

✔ 交換の目安

  • フンが目立つ(マットが粒状に)
  • マットが劣化してニオイが強い
  • 飼育開始から約1~2ヶ月経過

✔ 交換方法

  1. 幼虫を取り出して別容器へ
  2. 古いマットを取り除く(フンごと)
  3. 新しい発酵マットを8割ほど入れる
  4. 幼虫をやさしく戻す(深くもぐらせる)

交換直後は、マットの発酵ガスを飛ばすために、フタを少し開けて1日放置すると安全です。


カブトムシ幼虫の冬の越し方と温度管理

  • 冬は活動が鈍る(=エサも減る)
  • 加温は不要。常温でOK(10℃以下でも可)
  • 直射日光を避け、玄関や廊下など涼しい場所に
  • 乾燥だけ注意。月1回霧吹きで軽く湿らせる

冬眠状態でも死んでいないことが多いので、そっとしておくのが大切です。


カブトムシ幼虫の成長と羽化スケジュール

時期状態
7月〜8月産卵 → ふ化(1齢)
9月〜11月成長(2齢→3齢)
12月〜3月冬越し(活動低下)
4月〜5月蛹室を作り始める
6月〜7月蛹 → 成虫に羽化

羽化したら成虫ケースへ引っ越しさせましょう。


カブトムシ幼虫飼育でよくあるトラブルと対策

トラブル原因対策
共食いした密集・空腹個別飼育か大きめのケースを
カビが発生マットが湿りすぎマット交換&風通し改善
コバエが湧いたマットの劣化・汚れフタの通気&マット交換

✅ まとめ

  • マットと温度管理がカギ!
  • 幼虫期は「手をかけすぎない」が基本
  • 羽化まで見届ければ、感動もひとしお!

次回は、カブトムシの産卵・繁殖方法(第3回)を詳しくご紹介します!


🔗 関連記事

タイトルとURLをコピーしました