ノコギリクワガタは、日本の夏を代表する人気のクワガタムシ。
大きく湾曲したアゴが特徴で、子どもから大人まで幅広く親しまれています。
この記事では、ノコギリクワガタを野外で採集するための場所・時間・道具・注意点を初心者にも分かりやすくまとめました。
ノコギリクワガタがいる場所
- 低山の雑木林:クヌギ・コナラ・ヤナギなどの樹液が出る木
- 公園・河川敷の林:市街地周辺にも意外と生息
- 農道・里山の林道沿い:人の出入りが少ないエリア
- 街灯・自販機周辺:夜間に飛来してくることも
POINT:標高100〜500m程度の平地〜低山が狙い目です。
ノコギリクワガタの活動時間帯
- 🌃 夜20時〜23時:もっとも活発な時間帯
- 🌄 早朝4〜6時:活動後に幹や地面で休んでいる
夜間は樹液に、早朝は木の根元や落ち葉の下にいることが多いです。
ノコギリクワガタ採集に必要な持ち物
- 虫かご(通気性のあるフタ付き)
- 懐中電灯 or ヘッドライト
- 軍手・長袖(枝や虫対策)
- 履き慣れた靴(林道や斜面に備えて)
- 飲み物・虫除けスプレー
ノコギリクワガタ採集のポイント
- 樹液が出ている木を狙う(カナブンやスズメバチにも注意)
- 他の虫がいる木にノコギリも潜んでいる可能性あり
- 地面に落ちていることも多いため足元にも注意
- 光に集まる性質を利用してライトトラップも有効
ノコギリクワガタ採集時の注意点
- 樹を蹴ったり折ったりするのは絶対NG
- 採りすぎに注意(1人1〜2匹までを目安に)
- 私有地や立ち入り禁止区域には入らない
- ハチ・マムシなどの危険生物に注意
ノコギリクワガタの特徴
- 学名:Prosopocoilus inclinatus
- 体長:オス 40〜75mm(アゴが大きく湾曲)
- 分布:日本全国(北海道〜沖縄)
- 寿命:成虫で3〜6か月ほど
まとめ
- ノコギリクワガタは平地〜低山の雑木林に多く生息
- 夜間〜早朝が採集チャンス
- 安全第一・自然への配慮を忘れずに楽しもう!